A road to Inspirational Travel
-Tomorrow is another Mt.Fuji-
ビルゲイツはIBMとの仕事の中で、これからはソフトウェアの時代だというインスピレーションを得たという伝説が残っている。ゲイツが卓越していたのは、今ではOSと呼ばれるプラットフォームの開発から着手したことだ。時を経て、そのプラットフォームは、その上で動くすべてのアプリケーションソフトに通じる扉となっていく。
-Windows……………
2013年に世界文化遺産登録された富士山構成群。「信仰の対象」と「芸術の源泉」がOSとして機能する。そして、その名を世界に知らしめる。
日本のiconとして、または神道イズムの象徴としても。
日本に根付くすべての事象のfocal pointとしても。
富士山が赤く染まれば縁起よし。
運命の判断要素としても富士山は日本の象徴であり続ける。
Before breakfast experienceとしてはDiamond Fujiが、ナイトタイムにはBlack Fujiが、まるで巨大な生物のように、「今、そこに、ある」
地名にこだわっても、富士宮の伊勢船や高船と呼ばれる山頂が存在し、まるで船のへさきに富士山をつけたような土地になっている。アゼルバイジャン地方にも残る船の舳先に太陽が描かれている神道イズムをそこにみることができる。日本のミステリーの宝庫なのだ。
数々の芸術家の中で、富士山といえば浮世絵の葛飾北斎だろう。
北斎の富嶽三十六景。中心に富士山が描かれている赤富士のみだ。そこには西洋のシンメトリーとは一線を画す日本人的美意識を垣間見ることができる。
その恵みは、伊豆のわさび、そこかしこに生育する薬草やハーブ、などにも。
日本居住が長い外国人からは日本のビューティの代表格の名をほしいままにする富士山。
さあ、世界で初めてInspirational Travelを提唱するRegenerativeな旅へ。
さあ、一緒にインスピレーションの旅へ。
このインスピレーションを感じずに、死ねますか?